事業案内
鋳物の場合、製品の高精度化を実現し、加工工程の短縮を通し生産効率を高めるためには、最適な専用治具を製作する必要があります。
当社の強みは、加工用治具を完全に自前で製作できることです。
精度が高く、生産原価の低廉な製品を製造するための最適な治具をつくる。当社には創業以来積み重ねたそのための、多くの知見と技術があります。
また、鋳物加工だけが当社の事業ではありません。
鉄、ステンレスなどの切削加工を始めとした各種金属加工も、当社の得意とするところです。
それを可能とする横型精密マシニングセンタなど各種生産設備と生産スタッフの「技」の充実は、当社の重要な経営資源といえます。
― 鋳物加工 ―CASTING PROCESSING
鋳物の優位性
- 1.通常の機械加工では難しい、複雑な形状にも対応できる。
- 2.量産が容易である。
- 3.切削加工と比べ、形状によってはコストダウンが容易である。
鋳物加工を昨今の加工会社がやりたがらないのは、鋳鉄を加工する際に生じる鉄粉が、精密機械である工作機器に損傷を与える可能性があるからと言われています。
鋳物加工のメリットは、デメリットと比較して大きいと思うか小さいと思うかは各企業の判断であり、当社は優位性があるという立場です。
専用治具
鋳物加工は、専用治具を製作することで工程数を削減し、段取り替えに要する時間の短縮もできます。
量産の数量にもよりますが、結果として大幅なコストの削減に繋がることがあります。
よい鋳物製品を量産する前提として、専用治具の製作は不可欠です。
項目 | 初回 | 2回目以降 | ||
---|---|---|---|---|
治具あり | 治具なし | 治具あり | 治具なし | |
治具コスト | × | 〇 | 〇 | × |
段取りコスト | 〇 | × | 〇 | × |
加工コスト | 〇 | × | 〇 | × |
精度 | 〇 | × | 〇 | × |
納期 | ロットによる △ |
ロットによる △ |
〇 | × |
各種鋳物素材
- ねずみ鋳鉄
- ダクタイル鋳鉄
- アルミ鋳物
- ステンレス鋳物
― 各種金属加工 ―VARIOUS METAL PROCESSING
当社の加工素材は鋳物だけではありません。
鉄、ステンレスなど一般素材も切削加工や各種加工技術で対応します。
そのため、横型精密マシニングや各種竪型マシニング、NCフライス盤、NC旋盤など充実した設備で顧客の様々なニーズにお応えします。
また、溶接など当社で直接行わない加工についても当社の協力工場で全て完結できる体制が整っています。試作品や小ロットの製作も含め、合わせてお気軽にご相談下さい。